金沢市内_門扉、塀の改修工事
門扉の改修工事の依頼を受けました
事前に採寸をして扉の設計をしていきます
採寸を終えて製作した建具を設置
枠の木部分の変色を見ると分かるように
設置されてから長い年月が経過しています
外観からは分かりづらいですが、
基礎の石と接している木材内部が蟻害にあっていました
傷み具合をご説明した上で、
左側の塀も改修することになりました
塀・改修後の外観
改修前は建て張り板だったので風は通りませんでした
今回は通風できるルーバーを設計しました
外側からは塀の内側が見えにくい構造です
内側からは塀の外の足元の方が見えます
外に誰かいたらなんとなく分かります
ルーバーの重ね代、上下の空きなど
職人さんと頭をひねりながら製作しました
また、この塀の寿命が長くなるように
湿気がたまらない構造となることを重要視
基礎の石と土台となる木部も所々隙間を設け、
雨等の水、湿気が逃げていくようにしました
今回は蟻害が起きにくいと思います
こうしたちょっとした工事でもお客様から、
「ええがになったわ~」と言ってもらえると、とても嬉しいものです